私は英語学習のためにこれまで何十冊と英文法の参考書を購入してきました。

そんな参考書のムダ買いをしてきた私が、ついに、ついに出会えた究極の1冊があるんです!
自分にピッタリだと思える参考書に出会うのは簡単ではありませんが、出会えた時ってピタッとハマって英語の勉強がとてもはかどるんですよ!
この感動を同じく参考書探しに悩んでいる方に向けてぜひシェアしたい!
そう思いさっそくこの記事を書きました!
英文法の参考書探しに苦戦している方に自信を持ってオススメする1冊です!

Contents
英語を英語で学ぶ意義
まず、日本語で書かれている英文法の参考書の解説は説明が複雑です。


日本語表記することでどうしても周りくどい説明になっているので、読み手も難しく捉えてしまいます。
英和辞書と英英辞書を比較してみるとわかりますが、同じ単語でも英英辞書の方が格段にシンプルに説明されています。
では日本語訳を介さず英語を英語で考えるとどうなるか?
英語学習者のみなさんはこれまで英文法の洋書を読んだことがありますか?
英語で英語の授業を受けると最初こそ戸惑うものの、基本的な用語を覚えたあとからは英語の解説が頭の中にスーッと入ってくるようになるんです。
それは何故か?
英語の説明を英語のまま受け入れて考えるということは、脳の日本語→英語の翻訳作業を省くことに繋がります。
この脳内翻訳作業が省かれるだけで、無駄なく物事を考えられる思考回路になります。
例えば、Loveの意味は何か?と英語で聞かれて答える場合。
- Loveという英単語を日本語に変換
- 日本語で記憶したLoveの意味を脳内の引き出しから探す
- Loveの日本語の意味を見つける
- Loveの意味を日本語から英語に変換
- Loveの意味を英語で発言
日本語で考えてしまうとこんなにも脳内作業が多い。
なので英語で英語を考えるということは、脳内作業を楽にするというメリットがあります。
英語で英語を学ぶことはスムーズな思考回路を作るのに重要!
ついに出会えた!究極の英文法参考書 (洋書)
アメリカ旅行をしている際に立ち寄った本屋で私は運命的な出会いを果たしました。
それがTim Collins著の「Correct Your English Errors」です!

この参考書は、英語学習初心者 (Beginner – Intermediate) に向けてやさしく英文法を解説しています。
ありふれた参考書ではなく、英語学習初心者がよく間違えてしまうミスにフォーカスしているのが特徴です。
この参考書を最初にパラッとめくって衝撃を受けました。

まさに私がこれまで探していた理想の参考書が見つかった瞬間でした。
今まで試行錯誤しながら英文法を勉強してきましたが、なかなか理解できなかった私。
この参考書の表紙に記載の、
Avoid 99% of the Common Mistakes Made by Learners of English.
(英語学習者による一般的なミスの99%を避ける。)
本当にこの通り!
今まで理解できていなかった英文法のミスにこの参考書のおかげで気づくことができたんです!
「Correct Your English Errors」 では英文法に関する私の疑問を優しくわかりやすくまとめてありました。
「Correct Your English Errors」の特徴と良い点
「Correct Your English Errors」の特徴は、英語学習初心者向がよく間違えてしまう英文法のミスについて解説しています。
この参考書を一通り読み切って感じたことは、

と自分がよくミスしてしまうポイントを鋭くついていたことです。
▼例えば短縮語の時に使うピリオド(.)の位置ついて解説したページ

ここでは、
If an abbreviation is at the end of a sentence, you do not need two periods.
(もし短縮語 (abbreviation) が文末の場合、ピリオドを2つ打つ必要はない。)
と解説しています。
その下に間違えている文と正しい文が並列して記載されているので、一目で間違いに気づくことができます。
このように間違えやすいミスは薄い赤色の背景でAVOID THE Errorとしてわかりやすく解説。
また、形容詞を解説したページでは、形容詞の正しい並べ方 (形容詞が2つ以上続いた時の並び順) について以下写真のように表を用いた解説もあります。
▼Order of Adjectives (形容詞の並べ方)

これなら視覚的にもわかりやすいので、記憶しやすいのではないでしょうか?
ちなみに私はこれを読むまで正しい形容詞の並び方など知りませんでした…。
▼さらに、英文法のルールにおいてイレギュラーな使い方がある場合も丁寧な解説が付いています。

ここでは、a/anの使用例を紹介。
2段目では、
Use an before a silent initial h.
(サイレントなHが頭文字の言葉の前はanを使用する。)
とあります。
これまでなんとなくoneまたはanを使って1という意味合いを表していた人は、なぜネイティブがone hourと言わずにan hourと言うのかがここでハッキリとわかるようになると思います。

- 英語で英語を学ぶ力をつけたい人
- 日本語の参考書に辟易している人
- 自分の英文法ミスに気づくきっかけが欲しい人
- これから海外留学する人
「Correct Your English Errors」はAmazonの商品詳細ページなら、なか見!検索ができちゃいます!


英語の参考書を読むだけでも立派な勉強になっている!
英文法がわかるようになりたくて日本語の参考書を買っているのに、洋書なんてもっと無理!
と思う方、その気持わかります!
しかし、それは実際かなり遠回りをしていることになります。
英語で英語が学べるようになると余計な脳内作業なしに考えることができるので、慣れてくれば徐々に抵抗感は薄れていくでしょう。
それから、洋書を読むだけもすでに立派な英文法の勉強になっているんです!

参考書を読み終わったあとはきっと英文法に自信が持てるようになっていますよ!
- 英語の単位が苦手?誰でも数量表現の基礎が身に付くオススメの本!
- 英語で日本文化を紹介したい人へ!手元に置くべきお役立ち本5選!
- ネイティブが使う自然な英語表現に近づく!コロケーション力を高める1冊を紹介!