国際恋愛では一早く乗り越えたい言葉の壁。
英語が苦手な人はコミュニケーションを取るだけで精一杯になり、心が折れそうになってしまうと思います。
落ち込んでしまっても、自信を失くしてしまっても、自分を責める必要はありません。

例え時間がかかっても、努力する人には英語力が着実に身に付いていくと身をもって感じています!
英語が苦手でも、今から紹介するマインドセットがあればきっと英語力の上達を後押しするはず!
言葉の壁を早く乗り越えたい!と思っている英語学習初心者の方、国際恋愛を始めてまだ間もない方は、ぜひこの記事を読んで5つのマインドセットを実践してみてください!

Contents
英語力上達へ向けた5つのマインドセット
偏見を捨てる
アメリカやオーストラリアなど多民族国家であれば様々なバックグラウンドの人が話す英語を耳にします。
また、ネイティブも間違った英語やクセの強い英語を聞くことに慣れている人が多いです。
時折、
インド人の発音はクセが強くて何を話しているかわからない。
南米の人の英語は聞き取りにくい。
など言う人がいますがネイティブはちゃんとキャッチします。
日本人の英語の発音もバカにされることがありますが、大抵はネイティブじゃない人に限って文句をつけるものです。
誰が話そうとそれでも英語は英語。
発音がどうこうよりも「対話力」「理解力」「応用力」が備わっている人なら英語力があると認められるのではないでしょうか。
しかし日本人は英語力を伸ばす過程にも美しさやカッコよさを求める国民性なので、
セブ島に留学に行ったってフィリピン人訛りの英語だからネイティブの英語を学べない。
あのオンライン英会話はネイティブ講師が少ないから嫌だ。
と偏見を持つ傾向が多く見受けられます。
英語力の向上を望むならば、相手がネイティブであろうとそうでなかろうと、スピーキング練習の相手が居ないよりかは格段にましです。
オンライン英会話がスピーキング向上の手段になるのは言うまでもありません。
スピーキングが苦手な人はアウトプットが足りてない人にオススメのオンライン英会話!を読むと、オンライン英会話を活用すべき理由がわかると思います。
相手がネイティブではなくても人に英語を教えることができる人ならば、その人は自分よりも英語力がある人。
ビジネスではもちろん正確性が求められますが、日常において重要なのは発音やアクセントよりも「対話力」「理解力」「応用力」。
相手が自分の英語を聞き取れないのは、慣れていないから。
自分が相手の英語を聞き取れないのも同様。
英語力の上達には苦手意識をなくし、偏見を捨てることが大事です。
自分を含め世界中の人が英語を話すわけですから、自分の英語にも自信を持って相手の英語もリスペクトすることが大切です。
恥ずかしさを捨てる
日本人が英語を学ぶ上であるあるな問題の1つが英語を話す恥ずかしさだと思います。
私もワーキングホリデーを始めた頃は堂々と話せずモゴモゴしていましたし、自分の代わりに誰かが発言してくれればそれで満足でした。
しかし同じ意見でも堂々と主張するイタリア人の友達をみて、人の考えは十人十色なのだと思い知らされました。
日本では日本人が英語を使うと、
「気取ってる」
「バイリンガルぶってる」
などと受け取られてしまうことが少なからずありますよね。

母国語ではないながらも習得をしようとしているのですから、本来英語を話すことに恥じらいなど要らないし、間違っていても気に留める必要などありません。
英語力を伸ばすためには、自分の殻を破り恥ずかしさを捨てること。
英語が苦手な人がよくやりがちなのは「正しく言えそうにないから言うのをやめよう」と伝えるのを諦めてしまうこと。
そのマインドでは英語の思考力が鍛えられず、そのレベルの思考領域に留まったままになってしまいます。
正しく伝えられないかも知れないという恥ずかしさ、臆病さは英語力の上達を邪魔するだけ。
逆に克服できる人は、対話をすることに早く慣れていくことができます。
英語で独り言をつぶやく勇気を持つ

バスや電車の中でも歩いていても、今日知った単語やフレーズは「独り言でおさらい」しましょう!
最初は周囲の目が気になってなかなかやりづらいものですが、気にせずつぶやける勇気が大事!
英語と日本語では発音の仕方や舌の動きが異なりますよね。
単語に含まれるthやrなど、苦手な発音をネイティブのように自然にできるまで、とにかく独り言で練習を積み重ねるんです。
例え単語だけで言えたとしても会話になるとつっかかってしまったり、そこで口の動きが鈍くなってしまうことがあります。
なので、会話中でもスムーズに発音できるように独り言をつぶやきながら実践に備える。
英語力のレベルに関わらず、英語を話していないとだんだんと口や舌の動きが鈍くなっていきます。
その現象を避けるためにも、独り言で思考力と口の動きを鍛えることは大事です。
日本では周囲の目が気になってやりづらいかもしれませんが、私はこの方法を強くオススメします!
あの人には負けたくないというプライドを持つ
あなたにとって「あの人の英語は上手で羨ましい」と思える人やライバルは居ますか?
ワーキングホリデー当初、同じ日本人が自分よりも英語を上手に話しているのを見ると非常に悔しい思いが湧き上がっていました。(比較する余地などないほど自分の英語レベルは低かったですが)

「あんなに上手に英語を話せて羨ましい!悔しい!」と湧き上がった感情は、その都度英語が上手になりたいと思うモチベーションに繋がっていました。
英語は継続して学習することが大事で、1度離れてしまうとブラッシュアップするのにとても苦労します。
モチベーションを保つためにも、具体的な目標やライバルを作るのは良いことです。
憧れの映画俳優やスポーツ選手でも構わないので、「あの人の話している英語を理解できるようになりたい!」という指標になるものを作ります。
目標があればモチベーションの維持や怠惰から抜け出しやすくなるので、オススメです。
実践を意識した英語学習を心がける
机上の勉強ではつい英文法を中心に勉強しがちですが、全ては実践を意識した英語学習でなければ英語力のある理想の自分には近づけません。
学校で受ける英語の授業や英語の試験が無駄ということではありませんが実践では言葉が変化しますし、聞こえ方も違います。
海外ドラマや映画を見ているとたまにShe/He don’t と言っている。
— 国際恋愛ブログ@INTERNATIONALLOVE (@Hanamaru872) 2019年1月31日
『え?doesn’tじゃないの?』って彼に聞くと
『文法的には間違ってるけどその方が楽だし大したことじゃない』と言われた
なるほどー👀💡
これだからオンデマンドは英語学習に欠かせない😎📚
https://t.co/u3lQviF2pR
日常会話ではam not/is notなどはain’tと言われたり、文章中の2つの単語が連結して発音が変わる現象(リエゾンまたはリンキング)がよく生じます。
日本人に多い英語の勉強の仕方の1つは、日常でそんなに使いそうにないフレーズや単語まで100%の力で覚えようとすることだと思います。

私は記憶力が良くないので、全ての瞬間で適切に英会話をするという考え方を一旦捨てました。
それよりも実際に使われている英語にフォーカスして学ぶようにしています。
実践のための英語を身に付けるために、2、3日に1度はHuluやNetflixで海外映画やドラマを鑑賞しています。
Huluの魅力については英語学習者にオススメなHuluの魅力!で詳しく説明していますのでご覧ください。
平均して月25時間ほど海外作品を観てインプットしています。
この生活を毎月続けると驚くほど彼の言っている英語がはっきりと聞き取れるようになってきました。
この辺の話はまたいつか別記事で詳しく書きたいと思います。
始めからどの場面の会話も成り立たせることは当然のことながら難しいですが、海外作品から学べることは多く実践そのものです。
辞書やWebに記載されている例文を真似するのではなく、自分がその場面に居た時に役立つリアルなフレーズを反復練習することをオススメします。
英語力上達のためのまとめ
英語が苦手な人が国際恋愛で言葉の壁を乗り越えるのはとても大変なことです。
ですがこれまで紹介した5つのマインドセットを念頭に置いて英語学習に望むことで、上達への近道に繋がると思います。
- 偏見を捨てる
- 恥ずかしさを捨てる
- 英語で独り言をつぶやく勇気を持つ
- あの人には負けたくないというプライドを持つ
- 実践を意識した英語学習をする
国際結婚ともなればビザを取るにも英語力の証明が必要であったり、言葉の上達は必須になります。
ですが努力をした人はちゃんと段階を踏んで着実に英語力が身に付いていくものです。
今の自分の英語力は全くダメだと決して落ち込まず、向上心を忘れないでください!
