付き合い始めからすぐに2年間同棲をした私たちですが、最初は思いもしない相手の行動に驚かされてばかりでした。
とは言え互いの素を見せあってこれたので、この期間で意見のズレや価値観の違いなどを知り、折り合いを見つけながら良い方向に進んでくることができました。

近い将来同棲を考えている人は理想と現実のギャップを事前に知っておくことで、これから同棲への心構えが変わってくると思います。
この記事ではアメリカ人彼と日本人女性という国際カップルの同棲生活の一例をシェアします!
あなたも何事にも驚かなくなる強靭なハートを持つようになるかも?
Contents
将来のために同棲であらゆる場面を共有する
私たちは結婚前提で付き合い始めたので、同棲をするのは自然な流れでした。
交際開始から同棲までの流れは、損しないための賢い物件探しのポイント!(同棲のきっかけ)で綴っていますのであわせて読んでみてください。
ワーホリ経験のある私にとって、外国人との共同生活や思いもよらない行動は慣れていると思っていました。
しかし、彼との日常ではそんな経験も当てにならないくらい驚く出来事が多々起こります。
当たり前ですが、やはり共同生活と同棲生活は違うんだなと身に染みました。
同棲をし始めた頃は揉め事が多く注意したい点がた〜くさんあったのを覚えています。

結婚前の同棲については賛否両論ありますが、個人的には同棲をすることに悲観的になる必要はないと思っています。
シンプルな理由ですが、同棲をすることでわかることがたくさんあるのでお互い知っておいた方が後のためです。
生活スタイルの違いも、驚きの出来事も、同棲していなかったら知らなかっただろうなぁと思うことばかり!

両親に同棲をすると伝えた時は結婚前提の付き合いで先に紹介していたので「今度家に招待して!」ぐらいの返答でした。
同棲すると日常のあらゆる場面を2人で共有するのでリアルな結婚生活をイメージできます。
将来を真剣に考えている相手であれば、同棲をすることに前向きに考えて良いと思います。
アメリカ人彼との同棲で驚いたこと
それではここから私が驚いたことを紹介していきます♪
部屋が散らかるのが早い
耳を貸さないアメリカ人彼vsアレコレ注意したい私の8つの揉め事で詳しく綴っていますが、脱いだ服は床に置き、食べ終わった後の空箱や容器はしばらく放置。
洗面所もそうで、切れ毛やヒゲなど彼が使ったあとの洗面所は汚れます。

片付けてもすぐ散らかる早さに驚かされ、むしろ特技だなと感心!
「こんな汚さでは生活なんてしていけない!」
と始めの頃はストレスを感じていましたが、
「散らかっていないと落ち着かないんだろな」
と今は捉えられるようになりました。
恐らくその汚さに私が麻痺してしまったからでしょう…。
キレイな部屋を維持したいところですが彼が居心地良いと感じる空間も少しは残しておいた方が良いかなと思うので、私も神経質にならず片付け過ぎずにやり過ごしています。
真冬でも薄着
寒い日でも半袖を着ている人やビーサンを履いている人などたまに見かけて驚くことがあります。
元々体の作りが違うのかなぁと思うのですが、彼も同様、基本的に家で裸です。
(家で裸で過ごす外国人又は男性は多いかもしれませんね?)
夏はもちろん冬もそうで、年中裸。
真冬のすごく寒い日は、裸に靴下を履く。




裸で過ごすことに最初は驚きましたが、今は逆に家の中で服を着ている方が違和感…。
実は裸で過ごすことには良い面もあります。
もし彼が家の中で服をしっかり着ていた場合、寒がりの私とクーラーやストーブの温度調節でモメたことでしょう。
しかし彼が裸のおかげで私が過ごしやすい室温に調整することができています。
私が寒いと感じた日は彼にとって涼しく、暖かいと感じた日は暑い。
真夏好きの私、真冬好きの彼。
感覚の違いはあれど、彼が裸で過ごしてくれているおかげでその調和が取れています。
風の治し方が違う
風邪を引いた時の治し方や食べる物にはそれぞれの国の習慣が現れるのでその違いに驚かされます。
日本で具合が悪い時に摂る食事といえば、おかゆやうどん、生姜の飲み物やスープなど。
消化の良い食べ物や体が温まる食材を選びますよね。
諸外国では、
- アメリカではチキンヌードルスープやホットウィスキー
- 中国ではたくさんの白湯
- オーストラリアではユーカリの葉や蜂蜜レモン
- フランスではホットワインや野菜スープ
- ドイツではハーブティー
など
「風邪の時にアルコール?」など驚くような療法を用いる国もありますが、その国では当たり前のことなんですよね。
ある日風邪を引いてしまった彼。
その日は丸1日寝込んでいたものの翌日夕方頃には復活し、さっそくお菓子やパンをつまみながらコーラをゴクゴク。
数時間後には「これから飲みに行く」と言い出し、風邪なんて引いてなかったかのようにピンピンして出てかけて行きました。


風を引いても1日寝れば治るんだということを知りました。
私が彼にしてあげたことは、飲み物を買ってきたことと息をしているかどうか確認したくらいです。
体力が有り余ってる
彼と同棲を始めてから、彼の時間の過ごし方や体力のすごさにあっけにとられてしまいました。
睡眠時間が非常に短く1日に4時間程度しか寝ない彼。
夜中の3時頃に就寝し、朝7時頃には目覚めて支度時間ギリギリまでYoutubeを見たりゲームをしたりしています。
その後出勤していくわけですが、そんな少ない睡眠時間にも関わらず朝から出勤前にゲームをしている姿には驚かされました。
また、仕事が終わってもたいてい真っ直ぐ家に帰ることはなく、行きつけのお店に寄ります。
彼の場合次の日が仕事であろうと深夜に帰宅するのは当たり前、時には朝帰りで一睡もせずそのまま出勤することも。

両親と山登りをした際も体力のすごさが感じられました。
私が亀のようなのろさで登っていると、既に姿が見えないほど先の方まで登っている彼。
しばらくして私の様子を見に下山してくる。
そして私が大丈夫だとわかるとまたスタスタと登って行く。
そんなことを繰り返しながら山登りできる体力に両親も驚いていました。
山登りから帰宅後、両親と私はだいぶ疲労を感じましたが彼は何ともない。
その夜またいつものように飲みに出かけて行ってしまいました…。
本人いわく「1日中家に居ると体がだるくなる」らしいです。
こっちは8時間睡眠、しっかり家で休息しないと体がだるくなるというのに。
驚きと気づきこそが同棲生活の醍醐味
驚くことはたくさんありますがこれも同棲生活の醍醐味だと思って、私は楽しんでいます。
国際カップルが同棲生活をうまく続けていくためには、どんな驚きの行動にもどーんっと受け止められる寛大な対応も大事だと思います。
私は驚かされることばかりですが逆に彼はきっと私に対して、
- いちいち細かい
- 気にし過ぎ
- 寒がり過ぎ
- 体力なさ過ぎ
- 寝過ぎ
などと思っているでしょう…。
こんな正反対な性格同士の国際カップルでもうまく生活できているので、揉め事が多くても一つ一つ向き合って解決する努力ができれば、良い関係性は作れます。
驚きや気づきのおかげでこの同棲生活が有意義であることを実感しています。
これから同棲をされる方は今まで知らなかった相手の一面を見た時、ぜひそれを刺激として受け止めて欲しいと思います。
「次はどんな刺激があるのかな?」
と考えることでストレスではなく楽しみとして捉えられるようになると思いますよ!