
今回は私がワーホリ中に体験した3つのボランティア活動をご紹介。
「ボランティア活動って面倒」
と正直思う人もいると思いますが、外国だからこそ体験できるイベントってたくさんありますよね。
とは言え、語学力に不安を感じることもあるでしょう。
でも初心者レベルの英語力だってなんとか乗り切れるんです♪
人見知りで英語力も低かった私がなぜボランティア活動に参加しようと思ったのか。
初心者レベルの英会話でどう乗り切ったのか。
活動の感想、活動後の気持ちの変化などを綴ります。
今ワーホリ中の方、これからの方、貴重な経験を積むことができると思いますのでぜひ参考にしてみてください♪
Contents
初心者レベルの英語力でもボランティア活動に参加できた!
ワーホリを始めた頃の私の英語は当然初心者レベル、語学学校にも通いましたが学校で理解できた内容も街中では通用せずでした。
それから、私は日本に居た頃でさえボランティア活動に興味を示したことがありませんでした。
そんな私がボランティア活動をやってみようと思ったきっかけは、最初に目にしたチャリティーファッションショーのボランティア募集を見かけたことでした。
私がワーホリをしていた目的は2つ。
1つは「海外生活を体験してみたい」と思っていたから。
そしてもう1つは「将来英語を使ってファッション業界で働きたい」という夢を思っていたから。

チャリティーファッションショーのボランティア募集を目にした時、英語力うんぬんよりも「やりたい!」という気持ちが先にこみ上げていました。
今振り返ってみると、よくあのレベルで参加しようと思えたなと感じます…。
パッションってすごいです。
人生初、チャリティーファッションショーを手伝う
人生初ボランティア活動に参加したイベントが「Catwalk」という学生(確か)が主催したファッションショーでした。

わからない単語の辞書を引いて意味を記入しているあたり、初々しい(笑)
All proceeds will be donated PROJECT FUTURES to help combat the global issue of trafficking of women and children into prostitution.
このイベントではPROJECT FUTURESという団体に寄付されるもので、女性や子供を売春から救うための支援として役立てられます。
専門学生時代にファッションショーでフィッター(モデルに服を着せる役割)としての経験があった私。
冒頭でも説明した、
「将来英語を使ってファッション業界で働きたい」
という夢のためにこの募集に飛びつきました。
この時は、当日会場で軽く打ち合わせをした後そのまま本番に望むことになっていたので、とても緊張したのを今でも覚えています。
当日までに私が準備したことと言えば、会話で出てきそうな単語を覚えることぐらい。
「化学繊維、合成繊維は英語で何て言うっけ?」
「着付けるって英語でどう表現するんだろう?」
とにかく当日使いそうな言葉を調べ、できる限り記憶していきました。
当日は小さなアトリエのようなスペースを貸し切ったコンパクトなショーでしたが、とても味のあるデコレーションやインテリアがまるでドラマのセットのようで素敵でした。


英会話なんてまだまだの私でしたから、当日は言われたことを聞くだけで精一杯。
それでもとにかく自分の担当モデルと着せる衣装だけは間違わないようして、クリアにしたいところは確認しあってなんとか乗り切ることができました。

ちょっとした談笑さえも楽しめる余裕なんてなかったけど、終わったあとには達成感がありました。
「うまくやれたじゃん!」
内心自分を褒めましたね。
人生初のボランティア、英語がわからないことにとても怖さを感じていましたが語学学校では学べない生きた英語に触れられた瞬間でした。

海外生活を始めてからまだ2ヶ月、誰も知らないところでボランティアに参加した私に行動する勇気と自信を与えてくれた経験でした。
シドニーマラソン参加者にゼッケンを配布
シドニーでは年に1度シドニーマラソンが行われます。
毎年多くのランナーが各国からも参加するため、当日は交通閉鎖を行って街中をランナーが走る大規模なマラソン大会です。
この大会では大会数日前に参加者にゼッケンやら注意事項が記載されたパンフレットを参加者1人1人に手渡すことになります。(当時)
そこで私はそのボランティアに参加することにしました。

このボランティアをやろうと思ったきっかけは、友達が日本からフルマラソンに参加することが決まっていたので、私もせっかくなら何か手伝えないかと思ったからです。
ランナーとして走ることはしませんでしたね…。
たった1、2日の活動、それもたいしたことはしてないのですがさすが大会規模が大きいと違いますね!
参加記念としてポロシャツ(しかもasics!)と感謝レターまでもらえました。(ポロシャツは活動中着用していました)

こういった記念品がもらえることはよくあることかもしれませんが、このポロシャツ通気性が良くて襟元もしっかりしているんです!

ちなみに当日沿道のボランティアはこんな感じです。


でもみんなが声かけあってランナーを鼓舞している姿は本当に素晴らしかったです。
多くのボランティアの協力なしでは大会を成功させることはできないんだなと改めて知りることができました。
この大会の後、感謝レターが届きました。

ボランティアとして参加した記念品があるとこうして振り返った時に当時の思い出がまた蘇ってきます。
メルボルンのジャパニーズフェスティバルでガイド
3つめのボランティアはメルボルン市内にあるDocklandsという地域で行われた「ジャパニーズフェスティバルの案内係」をしました。

オーストラリアの季節ならではです!
日本の文化や伝統を紹介し広めようというこのフェスティバルですが、当日は会場に行って困っている人のお助け役。

私の記憶では、その日あまりお助けできる場面がなくただひたすら来場者と談笑や写真を撮ってあげるぐらいしかしなかったような…。
参加する時は少し迷いましたがそれでも「やっぱり参加して良かった」と思いました。
ワーホリに行く前までの私は日本文化や伝統についての関心が少なく、それを広めようとさえ思っていませんでした。
でも日本を離れてみると改めて日本の良さがわかるし、今まで気づかなかった日本人としての誇らしさも感じられるですよね。
もちろんその逆を知ることもありますが。
オーストラリアに来た時、日本食レストランは多いし、アジアンスーパーマーケットもあるし、日本人も多くて驚きました。
「もっと日本文化を知りたいんだ」
「日本語を学びたい」
って思ってくれる人も居ることにさらに驚きました。
そういった人たちのためにも日本人である自分が積極的に参加して、何か手助けできる存在になるのって大事だなと気付かされました。

たくさんの来場者で賑わっていましたよ
このフェスティバルの後も、感謝レターが届きました。

「少しでも役に立てたなら良かった」
と素直に感じられた活動でした。
ボランティア活動は英語力がなくても気持ちでチャレンジ
「ボランティア活動は面倒だな」
「英語力低いからできないかも」
と思う人もたくさん居るかと思います。
体験して真っ先に思ったことは、気持ちややる気があれば英語力がなくても大丈夫!ということでした。
コミュニケーションに不安な時は事前に会話しそうな内容をシュミレーションしたり、単語を調べたりで十分!
知らない場所で初めて会う人たちに囲まれるのは緊張もしますが、活動し終えた後には達成感がありますし、何よりも自分の経験値が上がったことの喜びがあります。
「ボランティアしてみたいけど勇気がでない」
「人見知りを克服したい」
「生きた英語に触れたい」

まず少しでも興味の引いたものからぜひ参加してみてはいかがでしょうか。